2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧
2022.03.31 鳥辺野に待つか。 いいえ、浮舟のように。 死んでしまう前に、一つばかり小説でも書き遺しておこうと思ったのに、なんともうこんな時間である。明日のことを考えればこれから記すのは賢明ではない。 どうしても、今日思いついてしまったのだ。突…
2022.03.30 あと2日 出来れば小説でも一筆、と思っていたのだが、どうにも暇がない。暇は作り出すものであろうか。それもまた確かなのだが、せめてこの二日間だけは、憂き世を忘れていたいのだ。 断食、穏やかな鎌 ところで断食とは恐ろしい。あれは簡単に命…
2022.03.29 あと3日 京の女性は死を望むあまり、食事も喉を通らずただやせ衰えていくことがあるという。蜻蛉日記で読んだので間違いない。 私もまた、今そのような状態である。あるいはセルフハンガーストライキ、といったところか。四月一日までに倒れて仕…
2022.03.28 あと4日 不思議と穏やかな心地だ。例えるなら暮れゆく海。死を前にした者はこのようになると仮説を以前立てたが、なるほどそれは一定の正確性を持つようだ。 苔 私はSNS中毒なのでこの間もずっとTwitterの沼に沈み続けていた。そしたらこのような…
2022.03.27 あと5日 もう戦争の話をするのは止めにしないか。敵国を憎むのも、与国を賛美するのも止めにしよう。何の得にもならない。結果はいずれ判明する。それでおしまい。歴史は俯瞰するからこそ面白いのである。当事者であるべきではない。 霊としての…
2022.03.26 あと6日 私にとっての至福とは何か。それは初に見えた。睡眠である。 一日無制限に眠り続ける。それを一週間、一ヶ月、一年、そして死ぬまで続ける。それこそが私の幸いである。誰に阻害されることもなく眠りたい。 それを許さないものは皆私の幸…
2022.03.25 あと7日 ●魂の先に そういえば、今後に関する考察について、このブログでは途切れてしまっていたような気がする。結論だけ述べたい。 私におけるこれからの人生とは、「イエスタデイ・ワンス・モア」である。童心をもう一度。あの未来が光で覆わ…
2022.03.24 あと8日 やっと一息つく間を与えられた。ここ数日の睡眠時間も私としては悲惨なものである。毎日十二時間睡眠すら、私は望むのだ。 それにしても。あゝ、余日幾何ぞ。酔狂は終わり、ただ地獄に散るのみ、か。 酔狂の終わり 大学生とは酔狂に似て…
2022.03.23 あと9日 会話という名の体操 他者との会話に一体何の効果が期待できようか。本と対話を試みていたほうがよほど効率的ではないか。私は以前、このように述べたと思う。確かに、内容の持つ質という観点では本に勝るものはない。しかし、会話とは内…
2022.03.22 あと10日 このルーティーンは一日の始まりに脳へ血潮を共有するためのものであったはずだ。なぜ一日の終わりに重い瞼に抗いつつ記しているのか。まったく理解に苦しむ。 「歌う」という魂の表出 人は歌う。歌う生物というのは人に限らないようだ…
2022.03.21 あと11日 鬱々とした日々である。何が労働か。世が労働を許そうとも、私は労働を赦さない。苦しみの果てに往ね。 労働と地獄 ところで「地獄へようこそ」と私を慰めた者が居る。興味深い言葉だ。確かに自身を疎外して漠然とした作業に群がる様は…
2022.03.20 あと12日 明瞭な意識として胃腸の調子が悪い。強い圧迫感と温かく下る様。困ったものだ。暴飲暴食が引き起こしたか。 後光と雲 雲間から差す光というのは、それはそれは神々しく思える。厚く灰色で幾重にも幾重にも重なっている重苦しい雲の隙間…
2022.03.19 あと13日 心地良く眠る。望ましいものを食す。それが私のメンタルヘルス。 それはそれとして、労働は滅ぼさなければならない。 コマーシャルの意義 コマーシャルとは何か。なぜコマーシャルは必要とされるのか。販売促進のためである。企業の費用…
2022.03.18 あと14日 大衆が口にする「働きたくない」と私の口にするそれとは根底から異なる。彼らは一般にそれを「お化け屋敷に入りたくない」と同義に用いる。彼らにとって労働とはお化け屋敷である。私は違う。私にとって労働とは、外壁も内壁も生きてい…
2022.03.17 あと15日 極楽から戻ったかと思えばあと十五日。嗚呼、快いことは直ぐに果てて仕舞う。生とは苦に他ならないのであった。 悔いの供養 これ、やっておけばよかった。そう思うことが無いと言えば私は嘘つきである。むしろ、取り組んでみるべきであ…
2022.03.16 あと16日 この快い疲労感を久しく忘れていたものであった。それにしても真に楽しんだ旅というのは、終わりの悲壮感も幾分緩和されるらしい。目のくらむような現代に戻ってきたときというのは、どうにも広い絶望から抜け出せないものであったが。 …
2022.03.15 あと17日 会津というものを見くびっていた。 「ならぬものはならぬものです」という標語が街の至るところに張られている。江戸時代から続く訓示、暗黙の了解を、現代においても強く主張している。信じがたい。多くの都市を旅してきたが、このよう…
2022.03.14 あと18日 雪を「銀世界」とはよく言ったものである。日光を反射して目も開けられない。 ここで少し捻くれてみれば、私には雲居のようにも見える。仮にけぶりとなるのならば、我々の行き着く先とは恐らくこのようなものである。 それにしても、矢…
2022.03.13 あと19日 死まで廿も何も無く、とこしえの無が広がるのみ。 今日は、というより何故か最近名文に恵まれないし、脳の働きも鈍い。であるから、恋の腐り落ちる様でもお見せしよう。 夢破れて どうやら私の恋は破れてしまったようだ。どのような手段…
2022.03.12 あと20日 長時間睡眠こそ精力を削ぐ要因である可能性が浮上してきた。確かによく眠った日ほど身体は重いし。何ということだ。寝るも地獄、寝ずも地獄。勘弁してくれ。 労働からの解放 私はまた天啓を得てしまった。 私はまぜ労働を嫌うか。それは…
2022.03.11 あと21日 鶯の訪れを以ていよいよ春と為す、か。無情なものである。冬のほうが好ましい。 陰謀論者の「目覚め」 今日も限りなく下世話な話題でお茶を濁したい。春眠暁どころか黄昏を覚えず、なのだ。 陰謀論者について私は一つ疑問に思う。なぜ彼…
2022.03.10 あと22日 助かった。なんとか死を逃れた。 生計を立てる、自立するというのはこういうことか。断崖絶壁を走る途上国のトラックのようなものだ。精巧に運転しなければ、すぐに崖から落ちてしまう。少しでもタイヤが道路からはみ出て仕舞えば、即ち…
2022.03.09 あと23日 眠い。眠すぎる。眠いときは寝るべきか。寝ないべきか。 寝るのかい。寝ないのかい。どっちなんだい!!!!!!!!!!!!!! パワー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 私はよく「おじさん」だとか「中身五十路」だとか「お…
2022.03.08 あと24日 いっそのこと何もせず、惰眠の中に四月一日を迎えようか。どうせ終わる命なのだ。せめて最期くらい、至福の中に過ごしても良いではないか。 ああ、命が永遠であったなら、このような苦悩を経ずとも済んだのに。 「単細胞思想」 ここだけ…
2022.03.07 あと25日 何があと25日だ。私は知っている。きっと4月1日になれば、またあと365日へと回復するんだろう。 うう、頭が痛い。今日はコーヒーを飲むべき日であったのに、飲めなかった。ミルクが無ければ私はコーヒーを摂取できない。何もミルクコー…
2022.03.06 あと26日 私はごく単純な性格をしていて、よく寝て美味しいものを食べれば怒りも何も忘れて至福だけを味わうことになる。つまり私はいま、とても幸せである。 私の本性というのはどうやら睡眠と食事をこよなく愛する怪物のようだ。これらを阻害さ…
2022.03.05 あと27日 腹の奥深くに泥のような炎を湛えているときこそ筆が進むらしい。労働という死を間近に控えているからか、私の魂は憤怒を示している。あるいは、腸に火竜が紛れ込んだか。 子供について 私は子供が嫌いである。子供というのは秩序を乱す…
2022.03.04 あと28日 矢張りこの状況で求められるのは不老不死である。不老不死が欲しい。不老不死になって仕舞えば、核も銃口も何も恐れること無く生きていける。誰に従わされることもなく、真なる自由を手に入れる。 欲しいなあ、不老不死。 ケモノの良さ …
2022.03.03 あと29日 ロシアがこのウクライナ侵攻で失ったもの。数多あろうが、確実なものとしては一つ。信用である。一般的に見れば破綻している論理で隣国を攻撃するという行為はどうやら広く受け入れがたいようで、先の緊急特別会合においても親露国家の…
2022.03.02 あと30日 思った。これはあくまでルーティーンで、文章力と思考力の低下を防ぐためのものである。何も大層なことを書く必要など無い。誰も読んでいないし、金も集めていないんだから。 もう30日。既に半日を過ぎているので、実質29.5日。ああ、悲…