まどどブログ

普通の二十代前半男性が、夢を見るか、破滅するか。そんな人生ドキドキギャンブルの行く末を提供しています。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2022.04.30 労働について⑭ / 悪夢について

2022.04.30 私はきっと、夢を見ていたんだと思う。 そう、夢だ。悪夢。すべて、儚く崩れ去る悪夢。 四月の出来事は、夢の中の出来事だったのだ。涙に暮れた日々も、労働に息を腐らせた日々も、侘しさに沈んだ日々も。何もかも、すべて。夢だった。夢だった。…

2022.04.29 労働について⑬ / 勝鬨

2022.04.29 そういえば忘れていた。昨日、本当はあげておくべきことがあったのだ。 勝鬨を。 私は勝利した。私の魂は勝利したのだ。 労働に。忌まわしき、人々から自由を奪い、金で魂を吸い尽くす、悪魔に。 そう、勝利した。私はこのときまで、耐え抜いた。…

2022.04.28 労働について⑫ / 逃避行に関する宣言について

2022.04.28 私は考えた。思惟した。思惟って仏教用語だろうに。というか本質について深く考えるという意味なので、ごく普通に「考える」という意味で用いるのはあまりに不適切ではなかろうか。難しい言葉を使おうとして、結局十分に操縦できていない様が伺え…

2022.04.27 労働について⑪ / 死の中に立つ魂について

2022.04.27 やっとだ。やっと、私の息はここに戻ってきた。 いや、矛盾と言わないでほしい。私はいま、確かに死んでいる。確かに死んでしまっている。心も何もかも動かない。単に、仕事に出て、帰ってきて、寝る。肉体だけが何かに運ばれる。精神は死んだ。…

2022.04.26 生贄としての魂について

2022.04.26 どうにもこうにも、夢がない。 夢がないのだ。 夢はないが、生贄としての資質ならある。 今日、手塚治虫の話をした。 単に、手塚治虫の漫画——確か『ジャングル大帝』であったか——を勧められて、「絵柄が好みでない」と断ったに過ぎない。あの絵柄…

2022.04.25 私の寿命について

2022.04.25 どうにも、私の寿命というのは他者より遥かに短いらしい。 多くの人間というのは、多かれ少なかれ常に何かに精力的に取り組んでいるというようなイメージがある。少なくとも、何も出来ずに怠惰に過ごすことを何日も許容できないはずだ。暇で気が…

2022.04.24 労働について⑩ / 魂の穢れていく季節について

2022.04.24 最近は労働に対する苦節の論説が減った、そう思うかもしれない。しかしそれは正しい情報ではない。例えば日本人の平均労働時間が世界的に短く見えるように、単に労働に対して何か意見する気迫すら削がれてしまったに過ぎない。 最近の一週間のル…

2022.04.23 生活リズムについて

2022.04.23 まったく、さながら太陽の流転というところか。私の中で朝は午後三時であり、夜は午前二時である。 生活リズムの崩壊というものは苦しいものだ。何故だろう。私には、いつもと異なる生活行動をしてしまうと、途端に睡眠時間が壊れてしまうのだ。…

2022.04.22

2022.04.22 心の凪は訪れる。

2022.04.21 生き方について⑦ / 人生のフローチャートについて

2022.04.21 今日は私の人生に対峙する姿勢として、簡単なフローチャートを示したいと思う。 前提として、私は労働アレルギーである。労働に適応した人間ではない。労働に触れ続ければ、心が虚脱状態となってしまう。 既に三週間が経過した。その中で、心は徐…

2022.04.20 労働について⑨ / 労働が阿片として活躍している事実の核心について

2022.04.20 だから労働は阿片と言ったのだ。 そうとも。労働は阿片そのものである。出勤して、デスクやら端末やら機械やら何やらに向き合う。ずっと、じっと、それに向き合って積み重なった灰を片付けていく。積もりに積もった火山灰を、よそへよそへと掻き…

2022.04.19 習慣と伝統の帷子について

2022.04.19 習慣とは不思議なもので、例え疲れ果てていようとも、例え深夜二時を回っていようとも、取り組まなければ気が落ち着かない。本来の性質を失っていようとも、本来の目的はとうに移ろっていようとも、習慣だけは残り続け、川の葉のように浮かんで流…

2022.04.18 文の光芒について

2022.04.18 文章が果てる。 文が果てる。 すべてが果てる。 すべてが果てるとき。 文は尾を引いて光芒を見せる。 光芒を見せる。 きらきらまばゆい光芒を放つのだ。 さりげなく、力強く、優しく、柔らかい光芒が覗く。 わたしに挨拶をくれる。 ああ、なんと…

2022.04.17 会合と邂逅と桶について

2022.04.17 今日もまた、四時間ぶっ通しで文章に向き合ってしまった。 まったく、困ったものだ。社会から逃れよ。そう言っているようではないか。 人間、会うのに限度あり どうにも、土日は人と会うのが億劫だ。相手がどんな人であろうと関係なく、単に、人…

2022.04.16 戦争について

2022.04.16 「ウクライナの攻撃はウクライナの自演だ❗戦争なんて本当は存在しない❗」 未だにこう信じて疑わない、そういう人間が居る。しかし私も、最近は妙にこれに同調してしまう。 ウクライナの戦役が、すべてウソであったなら。実はすべてアメリカの自作…

2022.04.15 一週間の総活動時間と睡眠時間について

2022.04.15 備忘録。カントの言う「物自体」と「認識」は、恐らく言葉遊びへのマジレスと同義ではない。今調べたばかりだが。 矢張り睡眠だ。私の何もかもを決定するのは睡眠だったのだ。 早起きなど、私にとって何の意味もない。厳密に言えば、早起きという…

2022.04.14 忘食について

2022.04.14 今日は大変に好ましい日であった。具体的に何か。二つある。 一つはプライベートのことであり、ここでは割愛したい。臭いが去った。 もう一つが今日、祝うべきことである。なんと寝食を、厳密には食を忘れてしまったのだ。 ある文書を作成する中…

2022.04.13 未練

2022.04.13 未練ばかりだ。私の人生、未練ばかり。 大学受験で手を抜いたこと。サークルになど所属してしまったこと。鬱で二年間を無駄にしたこと。就職してしまったこと。本を読んでこなかったこと。作品に触れてこなかったこと。未練ばかりだ。俺の人生。 …

2022.04.12 表現の基礎と上物について

2022.04.12 白状しよう。私は四月十二日、つまり先日、このブログをすっぽかした。恥ずかしいことだ。折角百と六十余日も続けてきたというのに。 テーマは思いついていたのに、心身ともに憔悴しきっていたのだ。ああ、なんということか。家庭の問題すら、私…

2022.04.11 練炭の大人について

2022.04.11 あゝ、器用な生物になりたいものだ。 例えば在宅勤務の最中に掃除機をかけられるような人とか。 例えばオンライン講義のノートを取りつつ、絵もまた同時に仕上げられるような人とか。 例えばラジオの中身に注意を払いつつ、淡々と勉学に意識を傾…

2022.04.10 不条理と不如意について

2022.04.10 青空の澄んだ色は この世は見事なほどに不条理によって固められている。 不条理そのものである。そもそも、水が零下、氷に変貌することすら、不条理である。氷になって仕舞えば、我々の飲することは叶わないではないか。そんな冷たいものを口にす…

2022.04.09

2022.04.09 稀に、予測変換で興味深いものの出現することがある。 例えば今日も「夕闇n」と打って「夕闇に誘いし漆黒の天使達」という予測変換が出てきた。なんだこれ。精神の成長が十三歳で止まっているのか? 調べてみれば、どうにもYoutubeがメインのバ…

2022.04.08 溺れについて

2022.04.08 厳しい世界だ。厳しい。厳しいさ。なんでこんなに眠いんだ。明日が休日だからといって、カフェインを抜いたらこれか。カフェインなしでは何も出来ないのか、俺は。 それならそれでも良い。カフェインを摂取し続けるのみ。カフェインにおぼれて、…

2022.04.07 表現と共感について Part2

2022.04.07 言うまでもないことやもしれぬが、念のため。 私は法令に定められた従業員の事項をすべて遵守している。ここで記載しているものは、法令等を逸脱しない程度のレジスタンスである。故に、何ら問題ないのだ。私は労働契約に従順な猿である。それで…

2022.04.06 労働について⑧ / 明解について

2022.04.06 鎖龕 おうおうどうしたどうした。今日は比して時間の余裕を持ち合わせていたはずであろう。どうして、二十一時を時計は告げているのか。 いいや、無理もない。もはや労働の鎖は私の前頭葉すらも固く縛りつつある。それに、肉体に蓄積された重りも…

2022.04.05 労働について⑦ / 螺旋と子供について

2022.04.05 八色姓の叛逆 もう労働について触れたくない。私とて、何もこのブログは労働への呪詛を連ねるためのものとして設定しているわけではない。本当は、もっと緑について、木々について、溶岩について、語らっていたいのだ。でも。 もういやだ。こんな…

2022.04.04(窮鼠) 労働について⑥ / 耐用期間と茶番と霊について

2022.04.04 早急なる撤退を ダム耐用期間に関する誤算 予定外の事態に対して、その処理に極めて苦慮しているところだ。 私の目論見としては、二年程度は耐久可能であり、十分な資金の蓄積を確認した際に威風堂々、この労働という地獄から退場させていただく…

2022.04.03(甲362日) 雑記

2022.04.03 三が日 今日もまた、死から目を背けてしまった。私のすべきことはたった一つなのに。なぜだろう、いつの間にか、時針は午前零時を指している。 特段何かしたつもりもないし、また実際何もしていない。創作の面では。かといって、特段に怠惰に生き…

2022.04.02(甲363日) 労働について⑤ / 連綿たる日常と労働の穢れについて

2022.04.02 今日ここに私は決意する。労働を回避できるのであれば、あらゆる手段を講じる。労働を拒絶できるのであれば、どのような努力も惜しまない。嘘でも虚勢でも何でも使役する。善く清く正しく在るには、奴隷たる生を拒むには、どうしても欠かせないも…

2022.04.01(一ヶ年計画364日) 労働について④ / 斬首

2022.04.01 楽園の別れに おお、私はなんと惨めなことか。退勤してから何をしていた。何もせず、ただ動画をぼんやりと眺めて、食を摂り、皿を洗い、風呂を洗い、そして何をしていた。何もしていない。小説の一文字も書きやしない。 痴れ者が。私はもう死んで…