まどどブログ

普通の二十代前半男性が、夢を見るか、破滅するか。そんな人生ドキドキギャンブルの行く末を提供しています。

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

2022.08.31 労働と季節について

2022.08.31 八月も終わる。即ち夏は終わる。秋が文字通り音を立ててやってくる。野分が。 何とも労働の最中にある夏とは、悲劇のようであった。フラットに気温の高い日々が押し寄せてくるだけ。西瓜も花火もラジオ体操も、何も私のものではなかった。ただ、…

2022.08.30 日本の未来と高度経済成長期との比較について

2022.08.30 現代日本はモーレツ日本に劣るか? 最近、高度経済成長やバブルを思い起こして今の凋落ぶりを嘆く、そのような言説を多く見かける。日本人はあれほど輝いていたというのに、今はどうだ、日々貧しくなっていき、国際的な競争力は失われ、若者の未…

2022.08.29 夜闇と汽船について

2022.08.29 闇を切り裂き、遠く彼方へと臨む汽船。なぜ儚くも美しいのか。それは、夜を恐れる人間にとって、道を示すものだから。暗闇の中で孤独に沈む人間を、光を以て示し出すのが彼らである。 故に、孤独に苦しむ者にとって求めるものは光である。暗闇を…

2022.08.28 欲望と大義名分について

2022.08.28 ●欲望と大義名分 人間は何故か、自身の欲望に大義名分を欲する。例えば親は息子の未来を案じて子に恋愛を進めるが、それは単に自身が孫を欲しているからに過ぎない。あるいは上司は部下の成長を願って多くの業務を部下に担わせるが、それは単に自…

2022.08.27 戦争における敗北の基盤について

2022.08.27 ●上手な戦争 戦争はすべきではない。平和は最も望まれる社会形態である。 このようなことを言うのは愚かしい。現に人間は愚かで、戦争は決して無くならない。無くならないのであれば、ある程度優位を保ったまま立ち回る必要がある。戦争において…

2022.08.26 日本の画一化について

2022.08.26 今日は様々に苦労することがあって、もう疲れてしまった。手短に済ませたい。 ●「クニ」の息吹 日本は画一化しつつある。故に地方は東京と同化し、東京への一極集中はいよいよ不可逆なものとなりつつある。こういう言説をどこかで目にしたことが…

2022.08.25 「貴方は誰?」という問いについて

2022.08.25 「貴方は誰?」 このように問われたとき、自身の名前と所属団体とを述べる者は救われる。しかし、それは救われることに留まる。救われる先を見ることが出来ない。 私とは何か。誰が私か。それを考える者は種の目を得る。

2022.08.24 「人間」定義の変更について

2022.08.24 他者の機嫌に右往左往する私 私は心優しい人物であるので、他者が何か気を損ねているとき、他者は最善を尽くしており、私に何か過失のあったがために他者の気分を害したと思い込んでいた。しかし、事実はそうではない。合理的に私の過失が認めら…

2022.08.23 「ムズカシイ」言葉について

2022.08.23 私は宮沢賢治の世界を愛している。彼の物語は、私の目指すべき世界の像が見て取れる。銀河鉄道の夜は特に。 しかし彼の物語、価値観の中でも、どうしても共感を困難にさせるものがある。それは、「ムズカシイ言葉」に対する態度である。 ツェねず…

2022.08.22

2022.08.22 惨めなまでに堕落した生活を送っている。これは精神的な堕落である。 かつての気高い私はどこへやら。今の私はただ、世俗の中に生きている。そして世俗を、愛しつつある。 では、私は? 私は一体誰か。そして、誰を愛していたのか。何を。 それす…

2022.08.21 文化と血について

2022.08.21 一等星たるBTS 知れば知るほど、思わされる。BTSは偉大だ。 顔は綺麗。歌は整然。踊りは華麗。個性は濃い。しかも自らの手で詞を練り、曲を作ってしまう。このアイドルグループが、何故世界を席巻したか。何故日本のアイドルは天下布武を実現でき…

2022.08.20 眠りの生物たる人間について

2022.08.20 今日は十四時間も眠ったので、極めて調子が良い。脳内の濁りも感じられないし、身体もどこか軽やかである。当然だ。十四時間も眠ったのだから。睡眠は万病の薬と言うだろう。十四時間の睡眠が私の身体を癒やしたに過ぎない。 眠ることこそ人間に…

2022.08.19 政治とドーナツについて

2022.08.19 ピカチュウのドーナツ、そして政治 昔、ピカチュウのドーナツというものが発売された。大学生のことだ。友人が買ってきて、楽しげに見せびらかしてきたことをよく覚えている。 それはもう——少なくとも私の店舗では——見事な出来栄えで、ドーナツと…

2022.08.18 生きる意義について TAKE2

2022.08.18 人生のテーマ 人生とは何か。人の生である。では、生とは何か。こう言い換えられる。人はなぜ、生きているのか。 死ぬのが怖いので生きている。私は以前、このように考えた。どこかに書きもした。 これについて、見直しが必要である。死が怖いか…

2022.08.17 恋愛の取捨について

2022.08.17 恋人のメリット 恋愛上でのパートナー——即ち恋人——は、いったいどのような場面において必要とされるか。恋人の登場が自己にもたらすメリットは何か。私は二つ考える。 第一に、繁殖の相手を確保できる。要は「番」である。動物において広く見られ…

2022.08.16 自責と他責について

2022.08.16 自責:自らの不利益を自らによって改善する行為 常に自責を意識せよ。これが私の信念である。 ここでの自責とは、自身に発生する不利益をすべて自身の責と見做し、省みることを意味する。平たく言えば「自分のせい」にするということ。自分がいま…

2022.08.15 環境と価値観とセックスについて

2022.08.15 今日は発情期の滾りを久々に人間で解消できるか、というところまで来たが、なぜだか実現にまで至らなかった。困ったものだ。 環境と価値観について 環境は価値観を変化させる。よく耳にする言葉である。 私はこれを、セックスの観点で非常に強く…

2022.08.14 霧と珈琲について

2022.08.14 中毒症状と霧 スマホから離れられない。ゲームに熱中して他のことに手が出せない。あることについて調べたいだけなのに、そこから派生してあらゆることを頭に入れなければ気が済まない。何かに取り憑かれてしまったかのように、何かに囚われる。…

2022.08.13 私における音楽について / 努力と怠惰の世代について

2022.08.13 私に関して言えば、音楽とは二つの要素を持つ。 城壁としての音楽 第一に、音楽は城壁である。 私はどうにも繊細な質で、周囲の音や声に過剰に反応してしまう。例えば人が何か話していたとする。見知らぬ赤の他人であったとしても、何故かその内…

2022.08.12 労働における他者について

2022.08.12 まったく身体が重い。思考もおぼつかない。とりわけ何か気に病んでいるわけでもないが、文字を連ねていると息切れするような感覚に襲われ、姿勢を正しく保つことが出来ない。 仕事のことを考えてしまったからであろうか。労働のことなど、一秒た…

2022.08.11 死という敗北について

2022.08.11 死という美 死は美しい。死は人を魅了する。とりわけ日本人は心奪われることであろう。雪を見ている。死に瀕してなお足掻くアーティストなど、感涙すら誘う。ああ、このように美しいものが、この世界に存在したのか、と。 しかし、死は外部から観…

2022.08.10 役職について

2022.08.10 確かにこの世は醜く穢らわしいが、死を選択出来ないのならば、それでも我々は生きていなければならない。 これは呪術である。 引退後不介入の鉄則 私の確固たる信念として、「引退後はどのような形であろうと、現役の活動に介入しない」というも…

2022.08.09 私の注目しているアーティストについて

2022.08.09 今日は私が個人的に注目しているアーティストを紹介しておきたい。 以下に述べる方々の楽曲には、何か人を魅せる魔性のようなものがある。運と執念とに望まれれば、名を売るかもしれない。そうなればいいなあ。 Twinnie イギリスのアーティストで…

2022.08.08 「朝は時間がない」という風説と労働について

2022.08.08 「朝は時間が無い」とは正しいか? よく「朝は時間がない」と言われる。しかし、そんなはずは無い。朝に時刻は存在しているのだから。一般的な生活リズムを送っている人間は「朝」と呼ばれる、概ね午前十時までに起床し、ある程度の余暇を持って…

2022.08.07 ストレスの欠乏と会話について

2022.08.07 ストレス回避の副作用 これはあくまで経験則であるが、ストレスを回避し続けていると、脳は自ずと機能を低下させる。具体的には、独創的な思考が困難になる。厚い鉄壁によって宝物殿への通路が妨げられたかのように、脳は輝かしく魅力的な思考を…

2022.08.06 神について

2022.08.06 早起きは三文の得、と言うが、それは午前中に限った話である。午後は生きることを諦めたくなるくらい眠い。二度としない。 神について 私は唯一神を信じない。何故か。この世はひどく荒涼としたものになってしまうから。この世がすべて単一の上位…

2022.08.05 生き地獄と生死の選択について

2022.08.05 今日は誰にも逢うことなく一日を終えられそうな、そんな予感がしている。 生き地獄たる浮世 この世はまさしく生き地獄である。 人間は醜悪であり不愉快である。その人間と関わりを持たなければならないことは非情である。 労働は生の引き換えとし…

2022.08.04 / 02 憎むべき人間について

2022.08.04 そのに 折角なので、私がどのような者を穢らわしく思うか、ここに掲示しておきたい。これは私の利益である。どのような者を避ければ良いのか、明示しておく。また、自戒としても有効である。このような者であってはならない。 人間嫌いの私 そも…

2022.08.04 政治について

2022.08.04 中国人は恐ろしい。彼らは個人の単位で激烈である。かの国における取り付け騒ぎを見ていて、日本人とは明らかに何かが異なっている、と感じられて仕方がない。経済の動向如何で簡単に革命を成し遂げてしまいそうな躍動感が、彼らにはある。 広大…

2022.08.03 休息について

2022.08.03 私は史上初めて肉眼で観測される、ホワイト・ホールでなければならない。 すべてを生み出し、遠ざける。 休息について 休息とは何か。諸説あろうが、私は肉体と精神、ともに休め、疲労を拭い去ることであると思う。 では、肉体と精神とを休めると…