2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧
2022.09.30 本日は木に昇ってこの記事を書いているが、それもそれで良いものだ。矢張り慣れは良くない。私はそもそも大地に這っているのが好みだが、ずっと這っていては見えるものも見えてこないのである。つまり、脚立に腰掛けるのだ。 というより、慣れを…
2022.09.29 アザラシと陰謀論の意外な関係性 アザラシほどハイエナに似た動物も居ない。むしろまったく別の生き物であるというほうが信じられない。特に眠っている顔、ぼんやりとしている顔、そして何かを食している顔。このような時、もはや何がアザラシで…
2022.09.28 私版・Twitterマニュアル 私はTwitterを愛する。そして愛するがあまり、毒されることも、害されることも多々ある。とりわけこの一年、労働への嘔吐感から逃れるために、私はTwitterの中で生きていた。そしてそれがどれほど無為で虚しいことか知っ…
2022.09.27 エンジンと燃料のバランス 昨日、人間のエンジンは「憎悪」であると述べた。そして、それは概ね正しいように思われる。憎悪が無ければ、基本的に他者に影響力を及ぼそうとする機能が働かないので、 また、同様に燃料も重要である、とも述べた。エ…
2022.09.26 景色あそび 昔から私は、ありふれた景色に意味を見出すことが好きだった。そしてそれには、驚きが無ければならない——少なくとも誰にも気付かれなかったような驚きが。 例えば波というものは岬において反響する。波の音は三方を山で囲まれた岬の中…
2022.09.25 私とは誰か? 私とは誰か? これについて、「私は〇〇です」と、識別記号を発する者と対話を持つことは出来ない。名前というのは単に「私はこのように識別される」という記号に過ぎず、私という存在を説明しているとは言い難い。無論、他の名前を…
2022.09.24 日本の意思決定者:全国民 日本は民主主義国家であるか? 言うまでもなく民主主義国家である。GHQによる修正を経て、日本は疑う余地なく、国民が主権を持ち、国民が選挙によって政策を決定できる国家となった。その原則は戦後以来、一切変化して…
2022.09.23 効率的な活動を実現するためには? 人を最も駆り立てるエネルギーは何か? 糖分であろうか。タンパク質であろうか。塩か、胡椒か、チョコレートか。あるいは涙。あるいは悲しみ。あるいは喜び。あるいは快楽。あるいは慈愛。あるいは恍惚。あるい…
2022.09.22 国外逃亡トレンドは国家の命を奪うか? ロシアから国外へ脱出を図るものが多いという。現に、航空機の価格はここ一週間、明らかに高騰している。例えば成田-ホノルル便のエコノミーが4人で45万円程度なのに対して、それより明らかに距離の短いで…
2022.09.21 一日の色分け:時間先行型アプローチ 日常の過ごし方について、私は二通りのアプローチが可能であると考えている。 第一に、時間先行型アプローチ。これは時間によってタスクを割り振り、その日のタスクの実効性を検討するというものである。平た…
2022.09.20 恋の冷めるときというのは、ほんとうに些細なものが原因であると謂う。彼氏が茶碗に米粒を残したまま食事を終えた。彼女の携帯電話の待受画面が虫であった。髪が跳ねていた。化粧が崩れてアシンメトリーであった。服がなんか変であった。歯に何か…
2022.09.19 睡眠という正義 睡眠こそこの世にたった一つ定められた正義であるということは周知の事実であり、睡眠を妨げる人物、社会構造など諸要素はすべて破壊されなければならないこともまたご承知おきの通りかと思う。 しかし現実に、睡眠を妨げる要因を…
2022.09.18 闘争は如何にして治療されるべきか? 人間はなぜ争うのか? 大きく分けて二つあると考えられる。一つは、不足を満たすためのもの。例えば飢えを凌ぐのに稲が一人あたり十本必要であったと仮定する。そして、ある集落には十人ほどが生息していた。…
2022.09.17 北海道:無常の大地 北海道は興味深い大地である。何故か。無常の体現であるから。 北海道は内地と決定的に異なる。それは、たった百五十年遡るだけで、未開の地に当たることである。先人たちは、数十年という短期間で、原野であったところを拓き…
2022.09.16 過ぎたるもの、足らざるもの、適当なもの 人間は飢えたり、粗末な食生活を送っていたりすると、どのようになるか。無論、食を求める。自身の満足する食を。 では、その美食を極めた場合はどうか。旅先でも構わないし、あるいは親族の集いでも構わ…
2022.09.15 女性の輝きは果てるか? 昨日は男性の輝きについて述べた。では、女性のそれについてはいかがだろう。 まず、原始、女性とは何であったか。女性は太陽であった、と言わざるを得ない。ただし私の場合、その役割に基づく。男性が原始、社会 の推進…
2022.09.14 男性の終焉:二十代 私は男性の最も美しい時代について、二十代であると考える。これは男性が本来どのような性質を持っていたかに考えを巡らせることによって自ずと導かれる。 男性は元来、どのような役割を担っていたか。それは力仕事である。原…
2022.09.13 皇位継承問題における革新的な手法について では、皇位継承問題を革新的に解決する手法は何か。それは、旧宮家の方が女性皇族に嫁ぎ、かつ女性宮家を容認することである。 現状で皇位継承問題における最大の焦点は、男系継承を成すか、諦めて女系…
2022.09.12 昨日のまとめ 昨日は皇位継承問題の現状と、男系継承を安定化させる上での課題を見た。そして、国民に皇統への関心が殆ど見られない以上、男系継承を進めることはさらなる政治不信に繋がり、旧宮家の方々の尊厳をも傷つけかねないので、現状では…
2022.09.11 皇位継承問題の現状 では皇位継承について、現状ではどのような状況となっているのか。 現時点では皇太弟殿下ならびに悠仁殿下の他、皇位継承権を持つ方がいらっしゃらない。そう遠くない未来、男系の断絶が現実的なものとなっている。これについ…
2022.09.10 昨日のエリザベス二世の崩御によって、私は皇位継承について恐るべき妙案を考えついた。ここ数日は、それについて述べたい。 なお、ここでは女系継承という言葉を「一度でも女系によって皇位の継承されること」という意味で使用している。女系は…
2022.09.09 惜しいことに女王陛下が崩御あらせられた。しかし私は女王陛下の今後を祈ることなど出来ない。国教会の者ではないのだから。 それに、私が祈るまでもなく、主は女王陛下を救われるだろう。主は貴方のしもべを救われる。 ああ、異教徒がこんなこと…
2022.09.08 そのに 歴史は何か? 私は歴史を愛していた。理由は簡単で、覚えれば良かったからだ。何がいつ、どのように起こり、結果としてどのようになったのか。その流れを覚えてさえいれば、血の滲むような努力もなく、安々と高得点を望める。その攻略の容…
2022.09.08 「生きているだけで誰かの救い」か? 先日は「生きているだけで儲け物」という風説を否定した。同様に、今日では「生きているだけで誰かの救い」であるという風説も否定できる。端的に述べれば、「生きているだけで誰かの救い」であるかどうかは…
2022.09.07 国際情勢があまりに混沌としていて、私の手には負えない。 珍妙な円安は何を果てに見るのか? アメリカ経済はどこへ行くのか? ハリコフの急襲は何の効果をもたらすのか? 中国の不動産バブルはいったい何を導くのか? 何も分からない。ただ何も…
2022.09.06 生きているだけで儲けもの、という嘘 「生きているだけで儲けものだ」なんて台詞を、よくSNSの上で見かける。これほど人の欺かれる嘘を私は見たことがない。私はこの嘘を糾弾するため、パソコンに向き合っているようなものである。 ところで私は…
2022.09.05 カミングアウトは合理的に選択されるか? セクシャルマイノリティについて、カミングアウトという言葉を耳にする。自身の性的指向を家族や友人など他者に打ち明けることを指す。 これについて、トランスジェンダーのように、戸籍の変更など法的手…
2022.09.04 天から地へ、地から天へ 私には明らかに一つ、性質上の問題がある。それは、気分の昇降があまりに激しい、という点である。 気分の高まっている際には、天にでも昇ったかのような錯覚に襲われる。生命活動におけるあらゆる活力——無論情欲も含む——…
2022.09.03 海はなぜ偉大か? 海は偉大である。海を前にしたとき、その偉大さに多くの人間は我を忘れる。どのように全知全能を騙るような者でも、海を前にした途端その雄弁は止み、己の位置を知る。それが海である。 しかし海は何故偉大なのであろうか。二つ…
2022.09.02 今日はプライベートの事項に関して述べる。 惰眠と活発に関する悩み やっと身体と脳髄の重い日々が終わった。何も考えられないし、何も出来ない。何をするにも疲れてしまう。そういう日々が、やっと終わりを告げたのだ。終わって仕舞えば、私は比…