まどどブログ

普通の二十代前半男性が、夢を見るか、破滅するか。そんな人生ドキドキギャンブルの行く末を提供しています。

映画系

2023.03.24(残282日) 『ジャズ・シンガー』の感想

2023.03.24(残282日) 『ジャズ・シンガー』の感想 先日、『ジャズ・シンガー』を観た。『バビロン』と『雨に唄えば』で登場していたので、これはもう、観るほかにない、そのような心意気であった。その感想。 ・"Wait a minute, wait a minute. You ain't he…

2023.03.22(残284日) 『シン・仮面ライダー』の感想について

2023.03.22(残284日) 『シン・仮面ライダー』の感想 先日『シン・仮面ライダー』を観てきた。その感想を。 ・主人公たちのお喋り中に敵が攻撃しないのはなんでなんだろうな 以上。

2023.03.15(残291日)『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の感想

2023.03.15(残291日) 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の感想 先日、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を観た。感想を述べたい。ネタバレ注意。 ・題名が長い ・指がソーセージでもYAMAHAはあるんだな、と気づ…

2023.02.27(残307日) 映画『バビロン』の感想

2023.02.27(残307日) 昨日の記事の続きはまた明日。今日の私には生死よりもずっと、大切なことがある。 『バビロン』を観た。あれは私の人生であった。 ジャック・コンラッドと私は——そして勿論、ジョン・ギルバートも含め——皆、同じだ。一度スポットライト…

2023.01.29(残336日) 『ミッション・インポッシブル』の感想

2023.01.29(残336日) ’M:I’ の感想 トム・クルーズについて ’M:I’ の感想 先日、初めて『ミッション・インポッシブル』を観た。その感想をここに。 裏切りに次ぐ裏切りが我々を飽きさせない。スパイものはかくあれ、という迫力を感じた。 映画という表現技法…

2023.01.24(残341日) 映画の役割について

2023.01.24(残341日) 映画とは何か? 映画:現実逃避 映画:現実そのもの 映画:旅 映画とは何か? 私は映画が好きだ。といっても昔から観ていたわけでもないし、何かシリーズや監督の傾向について熱心に語るほどの知識も情熱もない。ただ人生における一つの…

2023.01.19(残346日) 『モリコーネ』の感想と学びについて

2023.01.19(残346日) 『モリコーネ』の感想 創作に対する仮説:執着は求められた 『モリコーネ』の感想 先日は’ENNIO’という映画を観た。邦題は確か『モリコーネ 映画の愛した音楽家』である。邦題業界には、後ろにくだらない副題を付けなければならないとい…

2023.01.09(残356日) 『トゥモロー・モーニング』の感想とクソ作品について

2023.01.09(残356日) 『トゥモロー・モーニング』の感想 クソ映画からの学び:クソ作品にしないために 『トゥモロー・モーニング』の感想 『トゥモロー・モーニング』という作品を先日観てきた。クソ映画であった。 歌ばかりで一向に話が進まないのはミュー…

2023.01.07(残358日) 私の寿命を延ばしたものたちについて

2023.01.07(残358日) 私の延命治療①:愛おしい動物たち 私の延命治療②:BTSとの出逢い 私の延命治療③:映画への依存 私の延命治療①:愛おしい動物たち さて、昨日の続きである。 akashi2728.hatenablog.com つまらない人生であるにも関わらず、私の寿命を延…

2022.12.30 映画 'NEVER GOIN' BACK' の感想

2022.12.30 NEVER GOIN’ BACK の感想 下品という芸術 我々は人生を楽しめているか? NEVER GOIN’ BACK の感想 先日、'NEVER GOIN’ BACK' を観てきた。今年観た映画の中で三番目くらいに面白い映画であった。今日はこの作品の感想を述べたい。 下品という芸術…

2022.12.28 『ミセス・ハリス、パリへ行く』の感想

2022.12.28 『ミセス・ハリス、パリへ行く』の感想 先日、『ミセス・ハリス、パリへ行く』という映画を観た。 今年観た映画の中で最も面白いものであった。今日はかの映画について述べたい。 この作品の魅力の中心を成しているのは、一口に言えば「繊細」で…

2022.12.23 嗜好物としての映画について

2022.12.23 映画:依存性の高い嗜好物 映画というのは理論上、酒や煙草よりも中毒性の高い嗜好物であると考えている。厳密に言えば、つい二ヶ月前に映画中毒に成り果てた私が、そのたった二ヶ月の経験と、私の酒や煙草に対する経験とを比べた結果、映画は理…

2022.12.21 『ラーゲリより愛を込めて』の感想②

2022.12.21 泣いていいのは三歳まで! 『ラーゲリより愛を込めて』への怒りが再び私の中で沸き上がりつつある。あのような駄作に触れるからこそ良作はより輝きを増すというものだが、それにしても酷い出来であった。私の貴重な二時間は明らかに屠殺場送りだ…

2022.12.19 ブロマンスについて

2022.12.19 ブロマンス作品は真に「ブロマンス」か? ブロマンスと親友は同義か? 男性同士の「ロマンス」とは何か? 真のブロマンスとは何か? ブロマンス作品は真に「ブロマンス」か? 誰かが『RRR』のラーマとビームとの関係をブロマンスだと云った。その…

2022.12.16 『すずめの戸締まり』について

2022.12.16 『すずめの戸締まり』の感想 『すずめの戸締まり』に見られる特殊性 『すずめの戸締まり』は古の「現代日本」を描いた 新海誠への畏れ 余談:アメリカ版『すずめの戸締まり』 『すずめの戸締まり』の感想 『すずめの戸締まり』という映画を観た。…

2022.12.14 『ラーゲリより愛を込めて』の感想

2022.12.14 さて、今日は『ラーゲリより愛を込めて』の感想でも述べたい。 面白かったところ 面白くなかったところ 哈爾濱の描写のお粗末さ 説明不足の天才 ポケモンリーグ ご都合主義に利用される犬 会話ばっかの泣いてばっか この映画を楽しむには? 補記…

2022.12.13 石炭の右としての邦画について

2022.12.13 会話ばっかの泣いてばっか 先日、『ラーゲリから愛を込めて』という映画を観てきた。 正直言って非常にお粗末であった。天才的な説明不足であるし、尺の差配に疑問を感じるし何より、会話ばっかの泣いてばっか。数人で話して泣いているシーンばか…

2022.12.10 映画『バッドガイズ』について⑤ / 観客に対するアプローチについて

2022.12.10 『バッドガイズ』:子供向け映画でありつつ大人も楽しめる映画 幾度となく『バッドガイズ』を観ていて、やっと段々と冷静に、客観的に、映画鑑賞という観点でこの作品と向き合えるようになってきました。そこで気づいたことを今日は書き留めます…

2022.12.08 「最後の上映館」を巡る攻防戦について

2022.12.08 「最後の上映館」はどこに? 「最後の上映館」攻防①:TOHOシネマズの撤退 「最後の上映館」攻防②:上映館の特性の偏り 「最後の上映館」攻防③:数少ない上映館たちの最後の攻勢 「最後の上映館」攻防④:コアなファンと都心 「最後の上映館」はど…

2022.12.07 コスパとしての映画について

2022.12.07 映画のコスパは最高 映画の費用 映画の充足感 映画のコスパは最高 人間は依存しなければ生きていけない。そして私は最近、新たな依存先を見出した。煙草と、映画だ。 とりわけ映画というものは現代における娯楽として最も優れている。端的に言え…

2022.11.29 'Fight Club' の感想について

2022.11.29 ’Fight Club’の感想 先日は ‘Fight Club’ を観た。それに関して、いくつか感想を。 この映画は、あらゆるものに対する諷刺であると私は考える。あらゆることに対して諷刺を、そして叛逆を試みているが、その果てに誰自身が何を得るかは明示されて…

2022.11.22 『トップガン:マーヴェリック』の感想

2022.11.22 『トップガン:マーヴェリック』の感想 『トップガン:マーヴェリック』を観た。今日はその感想を簡単に。 ・とても丁寧で大胆なプロパガンダ映画。 ・アクションシーンは魅せられたが、他のシーンについては正直、よく分からなかった。厳密に言…

2022.11.17 映画『RRR』の感想と異文化理解について

2022.11.17 映画『RRR』の簡潔な感想 『バッドガイズ』や『チェンソーマン』により、私の中で映画に対する興味がかつてないほど高まっている。 その活動の一環として先日、RRR、という映画を観てきた。いくつか感想を述べたい。 ・胸の底からむず痒くなるよ…