まどどブログ

普通の男子大学生が、有名作家になるか、破滅するか。そんな人生ドキドキギャンブルの行く末を提供しています。

2022.01.22(残69日) 大人について

2022.01.22

あと69日

 

 そう文句ばかりも言っていられない。残された時間は僅かしかないのだから。

 

  • 大人とは何か

 大人など言われるが、いったいどの程度の人間がその言葉について深く考えたことなどあろう。成人を以て大人とみなすか。それでも良かろう。しかし、それでは子供の対立軸として成立し得ない。大人と子供は二項対立の典型である。子供との対比と決別によって、大人は説明されなければならない。

 では子供とは何か。子供とは、即ち好奇心であろう。何においても興味を示す。何においても手を出す。その一瞬を愛する。無邪気に、非効率的に、取り掛かる。それが子供というものだと、私は考える。幼子を見たことのある者であれば、理解も示しやすいのではないか。あれは恐ろしい。あらゆるものに目を凝らし、あらゆるものに文字通り触れる。私は苦手である。予測不可能だから。

 何も幼子に限った話ではない。狂ったようにドライブに赴く者。恍惚の中で煙草を蒸す者。ぎこちない動きでセックスに勤しむ者。みな、子供である。その一瞬に輝きを見出しているのだから。

 では、大人とは何か。その対をなす。即ち、一瞬を愛さない。輝きを見出さない。あくまで淡白に、あくまで卒なく、打算的に、物事を処理する。それが大人。私はそのように見ている。

 ああ、これはどこまでも私の主観を出ない。私は子供で在りたいのだ。何に苦しむこともなく、ただ心の潤いを享受していたい。だから、大人は悲観的に見えるのだ。いくら金があろうとも、いくら尊重されようとも、いくら愛する者がいようとも。どんなに長所を掲げようとも。子供の頃の夏は手に入らない。