まどどブログ

普通の二十代前半男性が、夢を見るか、破滅するか。そんな人生ドキドキギャンブルの行く末を提供しています。

2022.02.26(残34日) ウクライナ情勢⑤

2022.02.26

あと34日

 

 昨日の私があまりに痛々しく、笑い転げていたらもうこんな時間になってしまった。

 なお、これは嘘で、普通に寝過ごした。痛々しいのは事実である。

 

 少しばかり自分語りをしたい。

 私というのはどうにも思い込みの激しい部類で、現実と空想とがいとも容易く融解するような人種である。例えば小説を書いていたとして、あまりに深く潜り込んでしまうので、ふと画面から部屋に視線を移して見渡してみたときに、そこが果たして自分の部屋である、私はいま此処にいる、という自信を持っていない。壁を壁と思えない。壁がどういうものであったのか、漠然としてしまうのだ。滑稽に思えるかもしれないが、事実としてそのようなものは観測される。

 今回もまさしくそれが発症した。私はここ数日、ずっとウクライナ情勢についてSNSで調べ続けていた。その結果、何が起きたか。私の中にウクライナが芽吹いた。ここが日本であり侵攻を受けていない、その現実を忘れてしまったのだ。

 外出したとする。周囲には人もおらず、静寂に包まれている。空には星が光っている。どこまでも静かで、木々の風に煽られる音すら聴こえる。平穏そのものである。が、私にはそれが平穏であるとどうにも信じられない。どこからか戦闘機が空と音とを貫いて飛んでくるのではないか。空襲警報が今にも鳴り響くのではないか。そう、少しだけ、思ってしまう。もはや被害妄想の域である。しかし、キエフライブカメラも少なくとも昨日の時点で、同じように静かだった。

 異常者だ。だからもう、ウクライナ情勢を追うのは止めようと思う。ここは日本。日本は侵攻を受けていない。日本は平和。侵略者も居ない。ただ単に静かなだけ。今までと何も変化していない。ウクライナは遠い異国。それが現実である。

 SNSは優れたツールである一方、危険でもある。あれはリアリティをもはや過剰なまでに伝える。戦争そのものを隣に感じられる。故に、深く潜ればそれがリアリティとなる。それに対する策は一つで、離れること。そうでもしなければ、もはや現実と映像は融解する。私の貴重な日々すら消失してしまう。

 それにしても、あの野蛮国家め。私の平穏をも冒涜するか。