2022.03.04
あと28日
矢張りこの状況で求められるのは不老不死である。不老不死が欲しい。不老不死になって仕舞えば、核も銃口も何も恐れること無く生きていける。誰に従わされることもなく、真なる自由を手に入れる。
欲しいなあ、不老不死。
- ケモノの良さ
私はケモナーである。特に獣人を好む。何故か。可愛いから。
そもそも動物の造形は可愛い。愛らしい。今ですらうっとりとさせる力を持つ。しかし、彼らとて欠点はある。理性の欠如である。残念なことに彼らは言葉を持たない。文化も文明も知らない。
であれば、理性を与えればよいのではないか。動物の容姿と優しさに、理性が加わる。すれば完全無欠なる生命体がこの世に誕生する。
故に私はケモナーであり、獣人を好む。
- 人類の殲滅
ところで人類というのは醜い。フォルムが気持ち悪い。さらに中身まで醜悪である。見るに堪えない。いつからだろうか、恐らく本格的にケモナー入りしたことからだろうか。一刻も早く滅ぼしてしまいたい。そう思うようになった。
無論、現実にそれが起こり得るとは考えない。人類が存続しなければ私の存続も危ぶまれる。それは本末転倒である。文化レベルの下がることを好ましいと思うほど貧相な心はしていない。
生活レベルの低下が見られないのであれば、一向に構わない。実現可能であれば、思い入れに乏しい個体から自由意思を剥奪して統制下に置き、私だけの帝国を築き上げたい。屍者の帝国すら私は欲しい。その帝国を持ってして、社会と適度な距離感を形成しつつ、文化を交換し続けたい。が、それは叶いそうにも無い。
現実に出来ないのであれば、妄想の世界で繰り広げればよい。人類に死を。人類などこの世に不要である。数多の苦しみとともにその醜悪な図体から解放してやる。この世から人類を放逐してユートピアを形成する。それもまた趣深い。
これが私の新たな創作の源泉である。憎悪。孤独。憧憬。感傷。現実逃避。それらの仲間入りであり、恐らく情動の右に座すものである。