まどどブログ

普通の男子大学生が、有名作家になるか、破滅するか。そんな人生ドキドキギャンブルの行く末を提供しています。

2022.03.13(残19日) 恋の腐敗について

2022.03.13

あと19日

 

 死まで廿も何も無く、とこしえの無が広がるのみ。

 今日は、というより何故か最近名文に恵まれないし、脳の働きも鈍い。であるから、恋の腐り落ちる様でもお見せしよう。

 

  • 夢破れて

どうやら私の恋は破れてしまったようだ。どのような手段によっても連絡は途絶し、もはや会する方法など待ち伏せの他にない。そして私はそれをしない。ストーカーで訴えられてしまっては元も子もない。故にもう、会う手段は存在しない。彼と会うことなど二度と無い。それが確定してしまった。

 敗因は何か。恐らく、私が彼を過剰評価してしまったことに在る。少しばかり同情でも見せてくれようか、と期待してしまったのだ。何も「関係を構築できる」という高望みをしていたのではない。恐らく心情を暴露したところで、友情そのものまで失われることはないであろう、と予測していたのだ。

 彼とて若者であり、昨今の性的マイノリティーへの配慮には柔軟に対応しているはずである。他の者と同程度に性的マイノリティーへの配慮はあるだろう。それに、彼は多くのことを気に留めず生きている人種でもあった。私が何か言おうと、恐らく何か咎めることもない。故に、想いを吐露したところで、関係性に亀裂が入ることなどまず有り得ない。そう考えていた。

 だから、まさか想いを告げた途端に絶縁されるなどとは、夢にも思わなかった。音信不通ではない。SNSで接続はされているし、彼の音信は直に届く。それでも、私の呼びかけに一切応じない。接触を試みたところで返信はなく、SNSは無情にも更新されていく。つまり私は嫌われたのだ。悲しいことに、私の見込みは大きく外れてしまった。

 仮に結ばれることがなくとも、彼の顔を見られれば救いも感じられよう、そう期待していた私はどうしようもなく愚かだ。もはやそれすら叶うこともない。枕を濡らし続けて、成就することもない夢を見続ける。終わることのない悪夢に囚われ続ける。

 代替物を見つければ事も収まるであろうが、どうにもデジタルの逢瀬というものは苦手である。私より劣る人間相手に時間を浪費するつもりもない。私ですら劣っているというのに、さらに劣る余裕など無い。人間の生は短いのだ。優れたもので審美眼を鍛えることに専念したい。

 

 このような状況で私に何ができようか。夕顔の末路を願うか。それもまた詮無きことであるし、私に返るのもまた恐ろしい。いずれ小説にしてやろう、という強い恨みは湧き上がりつつあるものの。

 それにしても相手には同情する。このような面倒事に巻き込まれてしまって。運の悪い事この上ない。前世でどれほどの悪行を積んだのであろうか。あなかしこ。