2022.03.17
あと15日
極楽から戻ったかと思えばあと十五日。嗚呼、快いことは直ぐに果てて仕舞う。生とは苦に他ならないのであった。
- 悔いの供養
これ、やっておけばよかった。そう思うことが無いと言えば私は嘘つきである。むしろ、取り組んでみるべきであったと思うことは多く有る。今日はもう夜も更けているので、それを羅列し、供養することでこのブログを終えたい。
・セックス
最も後ろめたいのはこのことである。「大学生」というブランドは交尾において有用に働く。そのブランドを最大限活用としようと朧げに夢想しつつ、この時期まで来てしまった。残念ながら、発情期に私を求める者を発見できなかった。困ったものである。なぜ発情期以外には稀に誘いが来るのに、いざ発情期となれば音も途絶えるのか。悲しいものだ。
・北参り
北海道に行くべきであった。ふるさとよ。
・創作
可能であれば創作にもっと積極的に取り組みたいものであった、と感じている。が、寝て過ごす毎日もそれはそれで幸いであったので、甲乙付けがたいところではある。
・教養
教養を得ておくのが有効であったかもしれない。鳥を見て、何の鳥で、その鳥がどのような文脈を持つのか、即座に脳裏を駆け巡るような人間であれば、創作の質も向上することであろう。
案外この程度やもしれぬ。人生における悔いは数多あれど、自己にすべて起因するもの、具体的にはコロナ禍以降の行いに関して、恨みは薄い。存外に気ままに暮らしていたようだ。それに、上記のことは幸いなことに今後対応可能ですらある。
それとも、社会人になって仕舞えばこの時期を深く呪うようにでもなるのか。