まどどブログ

普通の男子大学生が、有名作家になるか、破滅するか。そんな人生ドキドキギャンブルの行く末を提供しています。

2022.03.20(残12日) 後光と雲について

2022.03.20

あと12日

 

 明瞭な意識として胃腸の調子が悪い。強い圧迫感と温かく下る様。困ったものだ。暴飲暴食が引き起こしたか。

 

  • 後光と雲

 雲間から差す光というのは、それはそれは神々しく思える。厚く灰色で幾重にも幾重にも重なっている重苦しい雲の隙間から、差す光。後光と先人が仏の後ろに設置したものも、これはなるほどと納得がいく。あるいは蜘蛛の糸と定義付けた者は天才であろう。金糸が数本、賢き日を遮る雲を掻き分けて地に下りてきているのだ。それに情趣を見出さない人間など居ない。人間でない可能性は否定しない。

 ところが、どうにもその糸の真下に居るとき、その御利益を我々は感じ取ることが出来ない。周囲が曇っていようとも、ああ、晴れているな、ただその感想に尽きる。空にはいつもと変わらぬ青が広がっていて、なんだか周囲が少し灰がかっているのみ。それだけだ。

 そう。後光とは雲の下に臨むとき観察されるものであって、ただ真下では、単に晴れとしか認知されない。つまり曇りから見れば晴れとは心惹かれるが、晴れの下ではその有り難みを感じることもない。

 人生においても同様。