2022.03.24
あと8日
やっと一息つく間を与えられた。ここ数日の睡眠時間も私としては悲惨なものである。毎日十二時間睡眠すら、私は望むのだ。
それにしても。あゝ、余日幾何ぞ。酔狂は終わり、ただ地獄に散るのみ、か。
- 酔狂の終わり
大学生とは酔狂に似ている。酩酊の中で、殆ど正気を忘れて享楽に浸る。そうでない者も居る。しかし多くの者にとって、大学生活とはアルコホルそのものである。真摯に学術に取り組む者を探し当てるのは難しい。どうでもいい会話に花を咲かせ、どうでもいい酒宴を開き、どうでもいい恋をして、どうでもいい遊びに浸る。何もかも下らない。下らないからこそ、狂い咲く。そういうものだろう。
もうじき、多くの者が大学生としての演目に幕を下ろす。酔狂は終わる。その罰は、労働という地獄によって贖う。よく出来たものだ。快楽は罪として厳しく裁かれる。苦悩はより鋭い苦悩へと進化する。生きるとは、きっとこのようなものなのだ。