2022.04.03
三が日
今日もまた、死から目を背けてしまった。私のすべきことはたった一つなのに。なぜだろう、いつの間にか、時針は午前零時を指している。
特段何かしたつもりもないし、また実際何もしていない。創作の面では。かといって、特段に怠惰に生きたつもりもない。ただ買い物をして、部屋の整理整頓をして、夕食を作って、片付けて、風呂に入って、新しい机について逡巡する。一刻も——そりゃ二十分くらいは巫山戯た時間もあったやもしれぬが——無駄にしたつもりなどない。それなのに、なぜか、もう月曜日は迫ってきている。
ああ、こうして数十年を贄とするのか。私はこうして、洛陽のごとく落葉を見せるのか。それを受け入れるのか。私は。
絶対に嫌だ。