2022.05.18
これもまた、簡単なことだった。
私は好奇心が人に比べて遥かに強い。そして飽きやすい。常に新しいものを追うし、同じものに留まることも少ない。
人生とて同じ。同じ経験を二度も三度もする必要はない。常に新しく鮮やかで独特なものを楽しんでいたい。
その意味で労働はまるで意味がない。中高時代の劣化であるし、何もかもテンプレ。ビジネスマナーも上司への気遣いも業務内容も、はっきり言って私の乏しい想像力の外を出ない。少なくとも個人的な側面で、学ぶことなど一つもない。そもそも、構成員各位は自分がなぜ担当業務に取り組んでいるのか、考えたことがあるのだろうか? 社会人として生きる自分に疑義を持ったことはあるのだろうか?
だから私は労働を嫌悪していたのだ。