まどどブログ

普通の男子大学生が、有名作家になるか、破滅するか。そんな人生ドキドキギャンブルの行く末を提供しています。

2022.08.19 政治とドーナツについて

2022.08.19

 

 昔、ピカチュウのドーナツというものが発売された。大学生のことだ。友人が買ってきて、楽しげに見せびらかしてきたことをよく覚えている。

 それはもう——少なくとも私の店舗では——見事な出来栄えで、ドーナツという限られた空間の中にあの丸っこく、かつ愛らしい顔と耳が浮かび上がっているではないか。私はその姿にうっとりとしてしまった。ああ、なんと可愛らしい!

 そしてドーナツは食べるものである。その友人は心優しい者であったものだから、ドーナツのひとかけらを分けてくれた。確か黄色の部分であった。私は口に、そのドーナツを放り込んだ。

 それは単なるドーナツであり、どこにもピカチュウを感じさせるものは無かった。

 

 私にとっての政治も、ピカチュウドーナツと同様である。外装を眺めているのは楽しい。しかし食べようとは思わない。つまらないから。

 

  • 補記:最近のドーナツ

 ところで最近私を楽しませているドーナツは、日本維新の会の代表選である。時節柄フィンランドの首相を見ることが多いからであろうか、若い女性の党首というものに浪漫を感じてしまう。こういうとき、大きな変化を望まず、堅実でつまらない結果を愛してしまうのが日本人ではあるが、もしも、と思うと心が踊る。

 ああ、直接選挙であるならば、早期に党員になっておくべきであった!