まどどブログ

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2022.08.20 眠りの生物たる人間について

2022.08.20

 

 今日は十四時間も眠ったので、極めて調子が良い。脳内の濁りも感じられないし、身体もどこか軽やかである。当然だ。十四時間も眠ったのだから。睡眠は万病の薬と言うだろう。十四時間の睡眠が私の身体を癒やしたに過ぎない。

 眠ることこそ人間にとって相応しい。人間は眠る生物である。

 

  • 眠る生物の眠らない社会

 にも関わらず、人間は眠りを妨げている。正確に言えば、自らの手で、自らの眠りを削り取っている。そう、労働である。

 労働は一日八時間と定められている。この時点で、人間に与えられた残りの時間は十六時間となる。十六時間の中で十四時間も眠って仕舞えば、もはや文化的な生活は望めない。二時間しか残されていないのだから。文化的な生活とは、人間が人間として生まれた所以でもある。故に、現状において人間は、人間から離れてしまっている。睡眠を捨てているのだから。

 これについて、私は抗議しない。抗議は無価値である。しかし事実として、人間は在るべき形を捨てている。人間は眠る生物であるというのに、その眠りから自らを遠ざけている。そして自らを遠ざけた者の末路は、そう幸せなものではない。

 

 矢張り人間は滅びなければならない。