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2022.09.12 皇位継承問題について③ / 旧宮家の皇籍復帰に依る男系継承の実現可能性について

2022.09.12

 

  • 昨日のまとめ

 昨日は皇位継承問題の現状と、男系継承を安定化させる上での課題を見た。そして、国民に皇統への関心が殆ど見られない以上、男系継承を進めることはさらなる政治不信に繋がり、旧宮家の方々の尊厳をも傷つけかねないので、現状では現実的ではない、と考察した。

 上記を踏まえて、男系継承の安定化に道はあるのか、ある場合はどのような道が考えられるのか、本日は述べたい。

 

  • 旧宮家による男系継承は可能か?

 一般に、何かを保存、継承しようと試みる際には、既存制度の活用、あるいは革新的手法によって、定着が図られると考える。ここではその二点に分けて考えたい。

 第一に、既存制度の温存。即ち、旧宮家による男系継承である。最終的な目標として、旧宮家の方々が皇籍にご復帰なさり、旧宮家そのものによる皇位継承、ないし旧宮家の養子縁組など間接的な皇位継承を実現することが感がられる。しかし昨日述べたように、国民の多くにとって男系継承とは興味がないか、旧宮家や政治への違和感から否定される傾向にある。では、最終的な目標に向けて、この課題はどのように解決されるべきか。

 恐らく、意識醸成の他には無いのであろう。教育やマスメディアを通じて、男系継承の重要性について広く浸透させる。また、旧宮家の方々がどのように高貴で、尊敬を集めるに値するか広報する。この、男系継承の浸透と、旧宮家の浸透、両面からの浸透によって、旧宮家の皇統復帰を実現させる。

 では実現可能性はどうか。恐らく、極めて低い。まず、旧宮家が高貴であるとは言い難い。竹田家はその典型である。少なくとも、ああいうものを排除する必要があるし、排除して宣伝したとしても、竹田家を例に出されてバッシングされることが容易に想像される。なお私見だが、竹田家だけが旧宮家の尊厳を貶めていると思われる。竹田家の他に旧宮家で著名な者は恐らく居ないであろう。

 次に、意識醸成に関しても、日本が自由な民主主義国家であることを考えれば、相当な困難を伴うことと思われる。これに関しては私の知るところでないので、論を外したい。また、仮に意識醸成のシステムが整ったとしても、恐らく時間切れとなってしまうだろう。現状、皇太弟殿下及び悠仁殿下の他に、皇位継承権を持つ方はいらっしゃらない。悠仁殿下に御子がお生まれになられるとも限らない。御身に事が起こらない可能性とて否定できない。そのリスクを考えれば、あと五十年が男系継承のリミットである、と考えるべきである。五十年で国内批判——あるいは国外批判をも——抑え、教育内容を改定し、マスメディアに検閲を仕掛け、意識醸成し、旧宮家による男系継承を実現する。およそ時間が足らない。少なくとも、非常に困難である。

 なお、旧宮家の方を養子に迎え入れる間接的な男系継承の場合でも、同様のことが言える。なぜ旧宮家の方の御子が天皇足り得るのか。それについて説明するには、矢張り父宮に関するそれ相応の説明と国民的同意が必要となる。仮に父宮が不祥事にまみれていたら、皇室そのものの安定が揺るぎかねない。

 

 以上より、私は旧宮家の方が皇籍復帰する形での男系継承は極めて困難なものであると考える。では、革新的な手法は何か?

 

 時間が無いので明日に回したい。