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2022.09.13 皇位継承問題について④ / 解決に導く革新的な方策について

2022.09.13

 

  • 皇位継承問題における革新的な手法について

 では、皇位継承問題を革新的に解決する手法は何か。それは、旧宮家の方が女性皇族に嫁ぎ、かつ女性宮家を容認することである。

 現状で皇位継承問題における最大の焦点は、男系継承を成すか、諦めて女系継承を認めるか、その線にある。そして、女系天皇は世論として容認されており、かつ平民との結婚は法的に認められている。また旧宮家は男系であり、かつ平民である。ここで女性皇族に旧宮家が嫁ぐと考える。この場合、旧宮家は男系であることから、その御子も男系になる。かつ、旧宮家皇籍復帰を果たすこともない。これで女性宮家の創設を容認すれば、女系天皇の容認という論も一応許容したこととなる。これにより、旧宮家は臣籍のまま、女性皇族は皇籍に留まることとなり、かつ男系継承は継続される。全国民のニーズが、これによって満たされることとなる。

 どうだろう。これが、現状の皇位継承問題を解決する革新的かつ唯一無二の方策ではなかろうか。

 

  • 婚約はどのように成立させるか?

 さて、ここでの課題は、その婚約そのものを如何に成立させるか、ということにある。しかしこれについては、現状の皇室の性質を考えれば、さほど難しいものではないとも考えられる。

 現状、皇族とは奴隷である。特権もなく、国事から逃れることも出来ず、国民の好奇に晒され続けて一生を終える。これが奴隷でなくて何であろうか。多少裕福なだけで、その本質は奴隷と何ら変わりない。皇族とは、もはや支配層ですらない。国民の奴隷である。

 故に、皇族の意思は尊重されない。奴隷なのだから。現状の制度の上で、国民の要請を皇族の意思が優越することはない。少なくとも、論理的に誤っている。皇族の意思を尊重する、即ち人間として認めるのであれば、皇室は速やかに廃止されるべきである。そのようにして、彼らも完全に我々と同じ立場になってはじめて、彼らの自由は整備される。それが達成されない状況では、皇族は国民のニーズを満たすよう動くことを強いられる。むしろ、そのようにする他、選択肢は存在しない。

 以上より、婚約は民意の下である程度容易く実行される。それすらも否定されるのであれば、もう皇統は途絶える他に道がない。

 

 さて、どうなるのだろうか。あまり喜ばしい未来も見えない。