まどどブログ

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2022.09.21 一日の過ごし方を決定する二つのアプローチについて

2022.09.21

 

  • 一日の色分け:時間先行型アプローチ

 日常の過ごし方について、私は二通りのアプローチが可能であると考えている。

 第一に、時間先行型アプローチ。これは時間によってタスクを割り振り、その日のタスクの実効性を検討するというものである。平たく言えば、予定帳型、とでも言えば良いだろうか。午前七時起床、午前八時から九時ランニング、午前九時から十二時まで作業……というように、時間に応じてタスクを書き分け、振り分けていくのだ。そして最終的に一日に達成できるタスクを考慮し、書き出す。

 これのメリットは言うまでもなく、時刻によって日常が秩序だったものとなることにある。一日というどこまでも続くように見える平地に、時間とタスクを対応させることで道を作る。一日を通りやすくする方策でもある。

 そしてデメリットは二つあって、硬直性に直面しやすいことと、時間とタスクとの整合性を図るのは定性的な見積もりに留まってしまうことである。人間であれば誰しも起床が遅れる、食事が遅れる、など、予定の変更が起こるものである。このアプローチでは、そのような変更の発生するたび、時間とタスクの割り振りを見直さなければならない。それは非常に手間である。また、時間とタスクとの対応は必ずしも定量的なものではなく、個人の感覚に依るところが大きい。一時間で二千字書ける日もあればそうでない日もある。それは誰も知らない。にも関わらず当人は時間とタスクとの対応を余儀なくされる。故に、時間とタスクとが見合わず、終了させることが出来ないまま持ち越すという事態も発生する。

 

  • 一日の色分け:タスク先行型アプローチ

 では、他のアプローチとは何か。

 第二に、タスク先行型アプローチ。これは一日に終えておくべきタスクを設定し、それを終えることを一日の目的と為すことである。例えば一日五千字をタスクとして設定し、それを達成することを一日の目的と為す。言い換えれば、それが終了するまで一日を終了させることが出来ない。これがタスク先行型アプローチである。

 これのメリットとしては、タスクの達成が殆ど約束されているところにある。文字通りタスクを終えられなければ一日を終えられない。人間はタスクの終了を見るまで、徹夜してでも活動することになろう。タスクの大いなる前進が期待される。

 一方、これのデメリットとしては二つあり、怠惰ゆえに計画的なタスク遂行が為されない可能性があることと、タスクの見積もりがしばしば非現実的な領域に突入することである。怠惰なものというのは根まで怠惰で腐っていて、基本的にタスクの終了時刻が見えてきてから焦りだす。一日であればこれは夜に当たる。朝は遊び呆けて、眠りこけて、夜になって何もしていない自身に焦る。そうして生活リズムの混乱が発生し、やがて常態化する。怠惰な者にとって、これは自身の健康を犠牲にするという意味で諸刃の剣でもある。また、「一日」という漠然とした期間においてタスクを設定するので、しばしば人間は過多なタスクを設定し、結果として一日の様態は地獄と化す。

 

  • どちらが優れているのか?

 では、以上のうち、どちらがどのように優れているのか。どちらを人類は選択すべきか。

 恐らく、性格に依るのだと思う。自身の中に確固たる掟を持っていて、自律に何ら困難を伴わない者であれば、時間先行型アプローチで一日を規則正しく過ごすことが望ましいように思われる。自律の徹底しているものであれば、自らの設定した予定を無視して

 そして怠惰に溢れていて、規則正しい起床に多大なる困難を伴うものであれば、タスク先行型アプローチがお似合いである。予定を設定したところで基本的に破られるのだから、一日に達成すべきタスクのみを念頭に活動するのが良い。調子が良ければ夜は遊戯の時間となろうし、調子が悪ければ徹夜が待っている。