2022.12.17
- 長時間睡眠は毒か?
人間は長時間睡眠を取ってしまうと、途端に活力を損なう。長時間眠っているのに、人は動けなくなる。やがてアメーバであることを望むようになる。それは何故か?
二つ考えられる。一つ、睡眠に体力を奪われているから。眠るという行為にも実は体力が必要であって、一定時間までであれば損なう体力が養われる体力を下回るので前者が顕現することはないものの、一定時間を過ぎれば体力が徐々に削られ、倦怠感を覚えるようになる。
一つ、長時間の睡眠は人を弛緩させるから。睡眠とは肉体・精神ともに弛緩状態に移行することである。長時間眠っているとその状態が長期に渡ることとなり、起床後もその弛緩から抜け出せなくなる。結果、弛緩が解けたら夕刻、というわけだ。
いずれにせよ、睡眠時間はある程度調整したほうが良い。既に闇を湛える空の下、私は一日の亡骸を送るのであった。