まどどブログ

普通の二十代前半男性が、夢を見るか、破滅するか。そんな人生ドキドキギャンブルの行く末を提供しています。

2022.12.24 人生を決するものについて

2022.12.24

 

 今日はクリスマス・イヴである。私として特にそれについて述べることはない。少なくとも一年前まで、そのようなイヴェントには敬意を払っていたのだが、どうにもこの一年間で私は季節から隔離されてしまったらしい。気づけば師走、気づけばクリスマス、気づけば大晦日。そういうことだ。

 

  • 末路を決定するものは何か?

 以前も述べたかもしれないが、私はTwinnieという歌手にただならぬ興味を抱いている。つまり応援しているのだ。彼女の楽曲は並べて素晴らしい。古典的なカントリー・ミュージックを、憂いなど欠片も感じさせない突き抜けるような声で歌い上げながら、どこか、まるで雨が降りしきっているかのような、そういう視覚的暗さを感じさせるものがある。どうやら彼女はイギリス人らしい。確かに、イギリス人の楽曲である。楽しげで、悲しい。

 しかし、彼女の楽曲はとめどなく魅力を放っているというのに、彼女を知る者は日本に殆ど居ない。そして世界にも。残念ながら彼女はそれほど人気を得ていない。あれほど素晴らしい楽曲の数々を世に放っているというのに、誰も彼女を表舞台に立たせない。

 彼女に限らない。私は人に知られず輝いている星を数多見てきた。Udex、Avi8、Cyber、Syrin。そしてその星はいつしか消えていた。彼女も恐らく、近い将来同じ末路を辿るであろう。

 結局、世界とはそのようなものだ。優れているだけでは足らない。そもそも優れている必要すらない。運である。運がなければ何にも成ることもない。何にもならずに死んでいく。運を掴むのは努力であるが、努力は必ずしも運を保証しない。