2023.01.01(残364日)
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
一年に起伏と流動感を持たせるため、このように冒頭に残日数を掲載する。昨年と同じ結末は迎えまい。
- 幸先とは迷信である
何かをしなければならないというのに、新年早々、身体が重い。何もしたくないし、何も見たくない。そういう日が元日となってしまった。そもそも今日はあまり良い日ではない。新年早々悪夢に苛まれ、新年早々寝坊した。幸先が良いとは言い難い一年の始まりである。
そもそも「幸先が良い」という言葉を誰が開発したのだろうか。時間というのは少なくとも我々の認識において一方的なものであり、そこに先も後もない。便宜上定義された「一日」という区分された時間において多少不本意なことが発生したところで、それは単に独立した事象に過ぎず、その後の行為に何か影響を与えるものではない。
すべては迷信に過ぎない。迷信に踊らされるほど愚かしいことはない。人間は肉である。それだけが人生における疑う余地のない事実だ。
頭が重い。感覚としてではなく、質量としての重さを持っている。コロナにでも罹ったか。最悪だ。幸先が悪すぎる。
いいや。今年は祝うべき、素晴らしい一年である。こういうのは言霊なのだ。今年は良い一年である。今日起こったことはすべて良いことだ。