2023.01.21(残344日)
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髪:人間の原罪
正直に申せば、髪は不要である。厳密に言えば、髪や髭、脇毛、陰毛など、身体の特定箇所にだけ体毛が残されているのは極めて不自然である。どうせならすべて覆ってほしかった。オオカミやキツネのように。ついでに耳もこんな気色悪いものではなく、彼らのような頭のてっぺんにぴんと張った可愛らしいものを。口も目も。すべて彼らのようにしてほしい。我々の容姿こそ人間の原罪である。
それはさておき、髪は出来るだけ短いのが好ましい。それは何故か。
排熱である。
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髪は短く、脳はクールに
脳の働きを妨げるものとは何か。私が思うに、それは熱であると思う。熱を帯びると脳の機能は途端に低下する。思考も感受性も肉体感覚もすべて鈍化する。少なくとも私はそう思い込んでいる。脳は効率的に排熱されなければならない。
ここで髪が長いとどうなるか。脳は熱を帯びる。思考が曖昧になる。作業効率が著しく低下する。それは望ましからざることである。故に髪は短いのが好ましい。それは何も容姿や嗜好の類の話題ではない。ただ単に、人生の効率化という観点においてである。