2023.05.11(残234日)
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睡眠こそ快楽、しかし……
私は幼い頃より、それこそ物心の支配を甘受した頃から、睡眠こそ快楽であり、人生においてただ一つ求められるべきものであると考えた。睡眠は長ければ良いほど良く、日中の活動は少なければ少ないほど良い。そう考えていた。
しかし、私も老いてしまったようだ。近頃、そうではなくなってきてしまった。何かを為すこと、それそのものに強い快楽を覚えてしまって、怠惰から得られる快楽はごく限られたものとなってしまったのである。
これも罪であろうか?