2023.06.25(残189日)
六月、30日のうち25日の経過。残り5日。16.7%。
一年、365日のうち176日の経過。残り189日。51.78%。
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疲れはSNSの餌
人間、疲れているときほどSNSにくらいつく。
これは不思議なことであるが、しかし確かに観測された事象である。少なくとも、私に限って言えば、疲れているときほどSNSを求めがちである。疲れていないときは本や漫画に触れることが出来るというのに、なぜだろうか、疲れていると自然とSNSに手が伸びるのである。
何故か?
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SNS:労力なき快楽
それは快楽という観点から説明されるべきである。
快楽は必ず、それを得るために支払われる代償というものがある。つまり、労力である。快楽を得るためには一定の労力を支払わなければならない。その快楽と、代償として支払われる労力——娯楽にはすべて、そのような均衡が存在する。
そしてSNSは労力を殆ど支払うことなく快楽を得られる。本や漫画であればある程度の思考を必要とするところ、SNSにはそれが一切ない。労力なくして、快楽が得られる。故に、疲れているとき——体力の温存を求めているときほど、労力なき快楽たるSNSに手が伸びるのである。
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疲れているとき、我々は何をすべきか?——SNSから離れて
しかし、もちろん好ましいことではない。SNSは極めて生産性のない——実生活上、あるいは精神衛生上、有益な作用をもたらさない——類の「娯楽」である。これに触れることは決して望ましいものではない。
では、どうすべきか。疲れているとき、我々はどのようにすれば良いのか?
寝ろ。
あるいは瞑想せよ。
娯楽に払う労力すら惜しいのであれば、そもそも何もするべきではない。労力の回復に努めるべきである。