まどどブログ

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2023.07.07(残177日) 作家のウンコ製造性について

2023.07.07(残177日)

 

 七月、31日のうち7日の経過。残り24日。77.4%。

 一年、365日のうち188日の経過。残り177日。75.89%。

 

  • ウンコ製造機として、生きる

 思うに、作家とはウンコ製造機である。

 ウンコをするのである。そして大衆はそのウンコを評価する。「これはなんと素晴らしいウンコか!」と噂されればウンコ製造機として素晴らしい稼働期が待っているし、「ただのクソじゃねーか、俺だって同じやつ毎日捻り出してるけど笑」と貶されれば、ウンコ製造機は速やかに廃却される。

 このようであるから、ウンコ製造機として成功するためには、人気のウンコ、独特なウンコを肛門から放たなければならない。素晴らしいウンコを捻り出すためにはもちろん、食事にも細心の注意を払わなければならない。まず、過食でなければならない。過食でなければより多くのウンコをすることが出来ない。しかし、偏食であってはならない。例えば肉ばかり喰っていれば悪臭漂うウンコが生産されることとなるし、野菜ばかり喰っていれば毒々しく弱々しいウンコが出てきてしまう。ウンコ製造機として、それは許されない。ウンコ製造機としては、たまにコーヒーを交えて柔らかくしてみたり、あるいは肉を喰って臭いを混ぜてみたり、あるいは野菜によって色味を調整してみたりしなければならぬ。

 食事だけではない。食事は最たるものであるが、食事だけがウンコをすべて決定するわけではない。生活習慣。交友関係。気候。五臓六腑そのもの——あらゆる要素、排泄に少しでも関連されるものは、コントロールされなければならない。

 そうして、ウンコ製造機は至上のウンコを——文字通り——落とすため、日々精進するのである。

 いや、精進しなければならないである。モデルのように、あるいは歌手のように、作家は——

 

 恐らく、こういうことなのだ。