まどどブログ

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2023.08.13(残140日) 自我と呼吸について

2023.08.13(残140日)

 

 八月、31日のうち14日の経過。残り17日。54.8%。

 一年、365日のうち225日の経過。残り140日。38.36%。

 

  • 呼吸という自我

 呼吸とは思うに、自我そのものの型である。

 呼吸なくして自我は成り立たない。これは何も冷笑的解釈——つまり息をしなければ則ち死ぬ、ということを意味しているのみならず、呼吸を意識せずして自我は生まれない、あるいは自我は安定しない、つまり自我は自我としての形を保ち得ない、ということをも意味している。

 呼吸を意識することによって、私は私の肉体を覚える。これはつまり、宇宙における私の存在を確かに感じることと等しい。私の存在を確固たるものに思うことで、自我は確かに形を持つ。いくら理知的に自我を構成しようとも、結局、肉体の認知が無ければ自我はどこか曖昧な、あるいはどこか模糊として移ろうようなものでしかない。あるいは映画である。自我が確かに自我である、私が確かに私である、と覚えるのに、呼吸は有用に働く。この意味において、呼吸とは自我の型なのである。