まどどブログ

普通の二十代前半男性が、夢を見るか、破滅するか。そんな人生ドキドキギャンブルの行く末を提供しています。

2023.09.24(残98日) 自己分析

2023.09.24(残98日)

 

 九月、30日のうち24日の経過。残り6日。20.0%。

 一年、365日のうち267日の経過。残り98日。26.85%。

 

●私は何がしたいの?

 私は何がしたいのだろう。

 開拓者としては、開拓である。それは現実からの遊離、いや、現実ではあるが未知なる世界、例えば既に通ってある街道とはまったく異なる方面、整地された街道の両脇、木々生い茂る鬱屈の闇に銃とチェンソー抱きしめ突き進むような感覚であって、それにいま最も近しいものが芸術面である、ということに疑うところはないのであるが――

 連続する私――唯物論者として失格であろうが――として、私はいったい、何がしたいのか。それが今になってもなお、わからないのである。

 

●思い出羅列

 分からないことは書いて整理する。それもまた、新習慣の一つとなった。

 分からないということは、つまり人生経験における共通項が見出だせていないということになるのであるから、この場合、抽象するのが良いだろう。というわけで、幼少期からの思い出を羅列してみることにする。

 

まず小学生まで。

・物心ついたときからゲームをしていた

・天体と自動車に興味を抱いた

・ひたすら図鑑を眺めていた

空想科学読本が好きだった

・幼稚園のとき、自分でブラックホールの解説本を作った

・小学四年生のとき、自由研究で国旗一覧を作った

・小説や漫画は殆ど読まなかった

・運動が苦手で大嫌いだった

・絵が嫌いで、バランスもまた崩壊していた

・戦隊モノにまったく興味がなかった

スパイダーマンを五歳くらいのときに見て、クソつまらなく思った

・姉の持っていた歴史系少女漫画(『ピース・メーカー』)が好きだった

・受験勉強はわりと楽しく感じていた

・とにかく旅行や移動が好きだった

 

次に中高生。

・とにかく旅行が好きだった

・何かと組織を仕切っていた

・アニメに明け暮れていた

音ゲーにドハマりしたが、上達しなかった

・何かとマニュアルやルールなどの文書作成をするのが好きだった

・デザイン系(InDesignなど)にはあまり興味を持たなかった、というか不得手だった?

・音楽、ハードスタイルとボカロにドハマりしたが、自分で作ろうとは思わなかった

・小説や漫画はまったく読まなかった

・古文漢文日本史が大好きで、成績も抜群に良かった

・数学現代文物理は本当に理解できず、悲惨なものだった

・それ以外の教科に思い入れはなかった、ごく普通の成績

・卒業間近、英語が面白く思えた

・芸術系に何かと強い抵抗感を抱いていた

・人を屈服させるのが快感だった

・ゲームに飽きつつあった

・天体、眺めるのと写真を撮るのとは好きだったが、データを集めようとか研究しようとかいう人たちには引いた

・天体、流星が特に好きだった

乗り鉄にハマった

 

大学生。

・組織を仕切っていた

・付き合いの関係で、邦楽を聞き始めるも、全部クソに思えた

・洋楽に興味を持ち始めた

・ゲームに完全に飽きた、友達とでさえも飽き飽きした

・国内旅行ばかりした

・海外に行こうとは思わなかった

・アルバイト、楽することしか考えなかった

・学問は面白かった、特に経済学と経営学統計学

・少しずつ書籍を読むようになった

・ドライブにハマった

・天体は眺めるのだけになった

・法学は解釈次第だからクソだな、と思った

 

最後、コロナ禍。

・旅か寝るかTwitter、という生活だった

・執筆に興味を持つも、遅筆、というかぜんぜん書いていなかった

・相変わらず本と漫画はあまり読まなかった

・天体への興味が失せた、というか面倒になった

・映画に興味を持った

・恋をしたが大惨事となった

 

今。

・映画、飽きた

・旅、気分転換にはなるが、主眼ではなくなった

・ドライブ、楽しいが、主眼ではなくなった

・美術に興味を持ち出した

・本と漫画を日常的に読むようになった

 

●特性把握

 上記より、どのような特質が見出されるか?

・飽き性

・保守的で慎重

・仕切りたがり

・現実からの逃走欲求、つまり今いるところではない別の世界への興味、というのは一貫している

・文字を連ねるのが好き

・物事を追究する……わけではなく、飽きたら去るタイプ

・忘我の一時が好き

・分析的なものが好き

・女性らしい繊細さ、もののあはれを好む(ヒーローものや戦隊ものなど単純なものは嫌い)

逆張り

・出来ないものは嫌い

・見聞より体験(五感)を重視するタイプ

 

●自己分析

 アナリストとか向いてそう。

 ……

 マインドセットでどうとでもなるところ、例えば出来ないものを拒絶する傾向、を除けば、私はこのように説明される――飽き性で、慎重で、忘我を好み、繊細を好み、五感を重視し、分析を好み、別の世界に興味を持っていて、何かと文字を連ねている、逆張り人間。探検家としては積極性に欠けるし、労働者としては協調性に欠ける。だからといって創作者としては執念も、信条も、謙虚さも足らない――

 あれ、俺ってただの社会不適合者なんじゃねえのか?

 ……

 まあいい。足らないところがあるのなら、足らないところを補えば良い。運命だとか天啓だとかいって省みることもない愚かな過去の私に比べれば、まだ救いようもあるだろう。

 それに、このうち多くの要素を占めるという意味で創作の魅力が可視化されただけでも、私は嬉しく思う。飽き性なのは致命的であるように思うが。いや、飽き性を改善すればいいだけか。

 ……美術館に行こう。