まどどブログ

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2023.12.13(残18日) 読書について

2023.12.13(残18日)

 

 一年、及び十二月、残り18日。

 

SNSと読書と人間

 私はSNSが好きだ。悪そのものとして糾弾したりはするものの、なんだかんだ見てしまう限り、やっぱり好きなんだろう。

 何が好きか。人だ。SNSは生きた声が聴ける。人間が、私と同じように息をしている人間が確かにいて、それぞれ物思いに耽り、あるいは嘆き悲しみ、あるいは怒り、笑い、そしてそれらを吐露している。その生きている感じ、デジタル越しに伝わる体温が、私にとっては大切なものになっている。同僚も友人も家族もみな死んでしまった――いや、現実において既に死んでしまった私にとって、もはや人間の生を感じられるのはSNSに限られるのである。

 

 そう思っていた。しかしそうではなかった。

 書籍もまた、著者の生きた声であり、読書とは対話そのものであった。しかも私は書籍を通して、紀貫之と対話することが出来るのである。

 そう考えれば、単なる教養獲得作業でしかなかった読書が、なんだか愛らしく思えてきた。

 

 ああ、働きたくない。

 考えないようにしたところで、私の日々は現に過ぎている。この無為な毎日を平然と受け流せてしまうほど、私はまだ狂っていない。

 どうすればよかったんだろうか。ただ私は眠っていたいだけなのに。この乖離から逃れるのに、私は狂わなければならないのだろうか?

 現実において私は既に死んだ。私はもはや、紙面と画面とを漂う亡霊と化している。